2011〜2016 東京・大阪
TV会議 タッチパネル 遠隔同時通訳

アストラゼネカ株式会社 様

医薬品メーカーの役員会議室に
DIS会議システムを導入しました。

2011年より、Shureの音響設備向け製品ラインアップの一つとなったDISの会議システムを、医薬品メーカーであるアストラゼネカ様の役員会議室に導入しました。 DISは、デンマークで60年以上に渡り会議システムの開発を行っており、その高い技術と洗練されたデザイン性を武器に会議システム市場での地位を確立してきました。

写真① 医薬品メーカーのアストラゼネカ大阪本社の役員会議室。17台のDC-6120-PとGM6523(予備3本)が採用されている。

― DISの会議システム導入のきっかけは?

世界100か国以上で事業展開を行い、日本国内でも70か所以上の拠点をもつアストラゼネカ様では、イギリス本社と各国との会議や出張コスト削減のため、以前よりテレビ会議システムや音声設備を活用してきました。 2011年11月に大阪本社の役員会議室(写真①)改修を行った際には、ブランディングの一環として黒を基調としたデザインに一新。 そこで、これまで使用していた銀色の机上会議ユニットでは合わなくなったため、黒が基調のDISの会議システムを弊社でご提案させていただきました。

― DISの会議システム導入のメリット

デザイン性だけでなく、品質や機能面でも非常に優れています。 カーディオイド特性のマイクヘッドにより周辺の音声が入ってしまうこともなくなり、スピーカーの音が回り込んでハウリングを起こすことも少なくなりました。 耐久性においても、以前使用していたメーカーの製品に比べ丈夫であるため、断線することがなくなったそうです。これだけ優れた性能を持っていながら、他社に比べて低価格であることもDISの大きなメリットといえます。 大阪本社では、2014年の運用開始から連日の会議等で使用していますが、現在まで大きなトラブルはなく、DISの会議システムの高い安定性を示しています。

― オーダーメイドで実現したこと

会議システムと演台に設置されたタッチパネル(AMX製)が連携しており、システム電源のON/OFFから表示画面の切り替え、カメラの調整などが簡単に操作できるため、会議システムの総合的なコントロールが可能です。 また、アストラゼネカ様では同時通訳を行うことが多いため、大阪本社と東京支社・支店など複数の会議室で通訳用のブースを持っています。 例えばイギリス本社から社長や役員が来日した時には、大阪本社でスピーチした内容を通訳して全国の支社・支店など遠隔地に送ることができます。 さらに緊急時の対策として、大阪と東京の役員会議室では災害時に緊急モードで立ち上がるようになっており、どちらか一方が起動するともう一方も自動でTV会議システムが起動。すぐに会議が始められるように設計されています。 ●アストラゼネカ 住所:大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーB 受付19F https://www.astrazeneca.co.jp/

― 取材協力先

アストラゼネカ株式会社 住所:大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪タワーB

写真② 演台に設置されたタッチパネル(AMX製)

写真③ 役員会議室のマシンルーム。AMXのマトリクススイッチャー、ShureのULX-Dシステムの受信機などが置かれている

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